2024.5.18. 第１回 フラワーアレンジメント in Bright 福島笹谷店
脳卒中やその他疾患で麻痺をお持ちの方5名とそのご家族様にご参加いただきました。
ゆきフラワーのオーナー伊藤先生を講師にお迎えし、片手でもできる！をテーマに講習会を店舗にて実施していただきました。
なぜフラワーアレンジメント教室を開催しようと思ったのか。
ー脳卒中後、約半年にわたる入院と麻痺や高次機能障害等の後遺症により、人と話すことが怖くなったり人前にでることが嫌になったりと様々な理由で社会から切り離されてしまいます。また、社会に戻りたい、またどこかに行きたい、人と話したいと思っても最初の1歩を踏み出すことがかなり難しいんです。その1歩として同じ境遇の人とお花を通じて交流することで、社会参加の1歩になっていただければと思い開催しました。
実際に開催してみて感じたこと
ー人の温かさを1番感じることができたと思います。参加された皆さんが当事者であるのに、自分も頑張るからみんなも頑張りましょうと励ます方。失語と緊張によりうまく話せなくても自分で話そうと頑張り、それを真剣に聞き取ろうとする方。そんな当事者を隣で見守るご家族の方。人は皆誰かを支えて、誰かに支えられているのだなと。Brightも利用者様に支えられながらも利用者様を支えられる施設でありたいと強く思います。
今後の開催について
ー今回は利用者様のみの開催となりましたが、今後は利用者様以外の方にもご参加いただけるような会にしたいと考えています。脳卒中当事者同士にしか分かり合えない悩みであったり、普段は人に言い辛いことを吐き出せる場であったり、地域の脳卒中当事者が気軽に参加できるような会をを目指します。
リハビリ以外でも頼れる場所
ーリハビリだけですべてを解決することは難しいです。もちろん、リハビリはとても重要です。しかし、リハビリした先の場所やその他自宅での生活、仕事や趣味活動など様々な目標があると思います。福島ではまだまだ脳卒中になった方の退院した後の包括的なサポートは充実していないと感じています。Brightとして様々な選択肢を提示できるように努めていきたいと思います。
イベントの様子などはInstagramに投稿していますのでご確認ください！
