歩行改善事例 ~装具脱却を目指して~

脳卒中を発症され約4年経過された方ですが、約1年前から週1回90分のリハビリに励まれた結果として、裸足で数歩歩けるようになりました!

ご利用開始時の状況

  • 主な症状として、左足関節の著しい内反(足首が内側を向いてしまう状態)による、立位・歩行時の不安定さがありました。
  • 具体的な歩行時の問題点として
    1. 左足を振り出す際、左足関節の内反が生じるため、左足が床面に引っかかりやすい。
    2. 左足で支える時、小指側に重心が偏り(小指側重心)、足裏全体でバランスよく体重を支えることが困難。
    3. 安定した立位保持が難しいため、右足をスムーズに前に出すことができない。
  • そのため、リハビリ開始時は歩行の為に短下肢装具と杖が必須の状態でした。

Brightのリハビリ介入と経過

脳卒中発症から時間が経過していましたが、1回90分・週1回のリハビリを開始されました。

お客様の症状に対し、左足関節の可動域の拡大と、足関節のコントロール能力の改善、更に足裏全体での荷重感覚の再獲得とバランス練習に焦点を当てたトレーニングを実施しました。

現在の改善状況

リハビリ開始から約1年が経過し、以下のような著しい改善が見られています。

  1. 足関節コントロールの改善: 左足関節の随意的なコントロール能力が向上しました。
  2. 歩行時の変化:
    • 左足を振り出す際の内反が減弱し、足運びがスムーズになりました。
    • 立位・歩行で支える時、小指側重心から脱却し、足裏全体で安定して支持ができるようになりました。
  3. 自立度の向上:
    • 最大の変化として、短下肢装具なしの状態での杖歩行が、セラピストの見守り下で可能となりました。

担当者より

発症から4年という経過年数がありましたが、お客様の強い意欲と継続的なリハビリにより、ここまで機能が改善しました。特に装具なしでの歩行は、日常生活における活動範囲と自信を大きく広げる一歩です。今後もさらなる安定と質の向上を目指し、サポートを継続していきます。

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