脳卒中当事者の復職について

脳卒中は、いわゆる働き盛りの世代でも起こりうる病気です。

後遺症もさまざまで、麻痺だけでなく、高次脳機能障害などが残ることも少なくありません。

そうした状態での復職は、正直かなりハードルが高いです。
特に、麻痺と高次脳機能障害の両方がある場合はなおさら。

身体的なハンデに加えて、記憶力や集中力の低下といった見えにくい問題も重なります。


最近は、障害のある方が働く環境も、以前に比べればかなり整ってきました。
それでも、「自分が本当に希望する形での復職」となると、まだまだ難しいのが現状です。


そんな中で、Brightの利用者さんの中に、来月ついに復職される方がいます。

退院した当初は、麻痺や高次脳機能の症状と向き合うだけで精一杯で、
とても復職を考えられるような状況ではありませんでした。

それでもあきらめず、自分のペースでリハビリを続けながら、
運転免許の更新など、ひとつひとつ課題をクリアしてきました。

ここまで積み重ねてこられた姿には、本当に頭が下がる思いです。


復職はゴールではなく、ここからが新たなスタートかもしれません。
それでも、この一歩はとても大きな意味を持っていると思います。

これからも、全力で応援していきたいと思います。


もし、脳卒中になってから「もう社会に戻るのは難しいかもしれない」と感じている方がいたら、
一人で抱え込まず、ぜひ誰かを頼ってほしいです。

退院後、誰と関わるかで、その後の人生は大きく変わると感じています。
ただ、退院したあとに「自分に合った支援者」に出会えるかどうかは、運の要素もあります。

もし少しでも「このままでいいのかな」と思ったときは、
一度、気軽に相談してみてください。